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あれからも何度かメールを交わしていた私たちは、また、逢う事になった。
が、今度は彼の仲間を連れて・・・。

とりあえず、食事に行くことになり焼肉を食べに行く事になった。
そこで飲みながらご飯を食べ、仕事の話や日頃の行いについての話題など
多岐の話題に楽しんだ。

そして、次へいく車の中・・・
彼の友達が何気ない風に話をしてきた。

「亜衣さん、どんどん勇次を使ってやってね」
「ん?どんどん使って良いの?」
「良いよいいよ。あいつさ使われるの好きだから」
いいながら、サードに切り替え飛ばす友達。
「あいつさ、実はMなんだよ。だから使われるの大好きなんだよ」
その途端、後ろに座ってくつろいでいた彼がしゃしゃり出てきた。
「ちょっとまて、俺はMじゃないぞ!何言ってるんだよ。」
「そんな事言って、実は亜衣さんに使って貰いたくて仕方ないんだろ?」
「そりゃ、呼ばれたらすぐ行くけどさ・・Mじゃない。
 それに、お前がそういうならお前もMだろうが」
「あ~俺?俺はさ、両刀(ニコ)。どちらかって言うと鬼畜系だよ?」
私が入る隙もなく、どんどん会話は流れていく・・・
「こうやって虐めるのが好きなんだよ。俺は(笑)」
「確かに、お前はよく虐めるよなぁ・・・普通にさ。」
「そんな俺とウマが合う時点でお前はMなんだよ。ほら、認めろよ。
 どんどん、使って虐めてもらいたいMですってよ。」
そして彼は、今までの経験から屈服(?)したのか認めてしまった。
「あぁーそうさ。俺はMだよ!」(大声)
「あははははっ」
彼の友達は大うけをし、私は横手に行われる会話にびっくりしながら、
車は大通りを走っていった・・・・


その日・・・メールで言い訳風の内容が来るかと思っていたが
意外にも彼からのメールは来なかった。


それからまた、数日後・・・
また、違う彼の友達とともに遊ぶ事になった。

この日は、私から誘いをかけた。
友人のライブを一緒に見に行かない?と誘ったのだ。
ブルース系でシックなライブだが、私はとても気に入っていた。
快くOKをくれ、ならライブが好きな友達も連れて行くよという話になり、
その友達とともに、ライブ場へ向かった。

着いた時にはすでにライブは始まっていた。
入り口で入場料を払い、ビールを買う。
歌を楽しみながらその空間を楽しんだ。

その後、ご飯を食べようとなり3人でファミリーレストランに入った。
適当に注文し、食事がくるまで会話をしていたところ、
彼が突然、彼の友達に自爆めいた発言を始めた。

「隆はさ、俺の趣味知ってたっけ?」
「何の趣味だよ。お前の趣味ってなぁ・・・沢山あるだろ?(笑)」
「いや・・俺、女装するの好きなんだよ。話した事ある?」
私は、その会話にびっくりした。
女装が好きなのだろうというのは、以前に下着等買っていった時点で
気づいたが、それを友達に話す? しかも普通の声で大勢の居る前で?
そして、次の友人の言葉にまたびっくりした。
「あ?あぁーそういえば、そうだな。聞いた聞いた。
 なんだよ、いきなり?あれか、俺に薦めているのか?(笑)」
なんてオープンな性格なのだろう・・と感心しながら聞いていると、
彼がちらちらこちらを様子見しているのがわかった。
「ん?やってみる?結構いいぞ。普段とは違う自分になれるし」
「おぃぉぃ。俺にそんな趣味は無いぞ。(爆)それするなら俺は歌をやるね」
また、ちらちらこちらを見ている彼。
「歌よか楽しいと思うけどなぁ・・・。ま、歌を否定するわけじゃないけどさ」
「俺がしたらキモイだろうが! 女装の特権はお前に譲っておくよ(笑)」
「ちぇ・・仲間を増やそうと思ったのによ。」
「甘いな。(笑)」
ふふん・・・そうか。そういう事か。彼は、私を探っているのである。
S性は感じるが表には一切ださない私が、関心を持ってくるかどうか。
そしてあわよくば、私の嗜好を聞き出そうとしている。
最初の友達の時は、自分の考えとは違う形に自爆したのかも知れないが、
今回は違う。あきらかに意図的に、友人を使って試している。

私は普通に話を聞き流しながら、今後どうするか緻密に計画を立てていた。



















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