2ntブログ

admin
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SMに興味のある人向けカテゴリーに書いていますが、
内容は今現在している人、玄人向けかもです^^;


最近、自分の実体験も兼ねてだが、SMするそれぞれの人には、
SMの世界に足を入れるのにそれぞれの速度があるように感じている。

SM・・・、その行為にある背徳と倒錯を心が受け入れるまでに、
時間が掛かる・・・そういう事なのかも知れない。


SMに出逢う形はさまざまだけども、どんな形で触れるにせよ、
やはり、自分の中で受け入れるまでには時間が掛かることは間違いないようだ。。

その時にご主人様がいようとも、ある一定ラインまではスムーズに行くが、
その先は、なかなか超えることができない。
超えてしまえば、どうって事はないのだけど・・・。
(ここをどう越えさせるかがSの腕の見せ所なわけだが)

このラインが、ひとつの区切り線なのかもしれない。
ここを超えれば、深いSMへとまた進むのだという・・区切り線。


そのラインがどこかはわからない。 人それぞれによって違う筈だから。。。
しかし、その時ダメで断っていたことが、
暫くときを得ると、全然嫌ではなくなり、してみたいと思うようになったりする。


その時の心境は、あの時できなかったけれどしたらどうなるのだろう。。とか、
そんな感じに近い。。
今まであった恐怖心や拒否感が、興味心や欲望にすり替って行く。。。
そして、楽に受け入れるようになる時、また一歩深いSMの世界に入り込む。。


Sとしては、自分の愛奴のそんな葛藤をみながらも、それをも乗り越えて、
自分のために頑張ってくれる様子にも、感動したり嬉しかったり、
余計にその愛奴を可愛く思ってしまうものだが、
そこまでの絆をどう作るか? そして、どう葛藤に悩む心を楽に切り開いてあげれるかが、
重要になるのだろう。。


それは、少しずつ欲しくなるように植え込むことかもしれない。。
(欲しい気持ちが増えれば葛藤は少なくなる。)
もしくは、悩む心に違う視点を与えて安心させることかもしれない。。
(安心させることで、すんなり入ることができる。)
あるいは、今まで築いた二人の絆で、本来できないことも乗り越えさせることかもしれない。
(ここまでできるなら、普段の小さな葛藤はすぐ除去できるようになっているだろう。)


Mとしては、恐怖心・拒否感と戦うのは容易なことではない。
その葛藤のすさまじいこと・・・。
ふと、私なにやってるんだろ? という自暴自棄にもなりかねないくらいだ。
その時に、ご主人様がいてついていきたいのなら、乗り越えられるかもしれない。
けれど、葛藤のほうが大きく辛く、主たるものもそれらを取り除くことができないならば、
そこで、二人の主従は終わりになるように思う。


Sがしたい事を強要させるのは、本来の虐待となんら変わりはしないのだから。
Mさんの望みどおりにするのではなく、その人その人の段階に合わせて、
必要なものを施していく。。
そうする事で、自分が思う本来のプレイができると・・自覚している。
そういう点から考えれば、Sが最低限持っていたほうが良い資質は、忍耐と観察力。
必要以上の無理はさせない気配りなどかも(謎)


また、SにもSの個人速度があるし、MにもMの個人速度がある。
Sの速度とは、知識の習得とプレイの実践・経験などからくるもの。
Mの速度とは、最初は色んなプレイ、そして心をどこに置くか。それかもしれない。


SMも一つの勉強をしていくような場と同じで・・・
それを習得していかないと、より深い快楽にはたどり着けない・・・。


みな、それぞれの速度でSMという世界をさまよい歩いて、
本当に欲しいものにたどり着くのだろう。。



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2024 SMと催眠、&つれづれ日記, All rights reserved.