【催眠かもしれない出来事】

以前、夜働いていた時の事。
あるお客さんのお相手をしていました。
その人とは初対面。でも、気さくでとても喋りやすい方。
二人連れだったのですが、なかなか良い雰囲気で飲んでいたら、
何か目線が違う？！＠＠；

何？　なんかやばいぞ・・・

と構えていたら、ふと手の平を触りだした。
「体は触らないよ。。ただ、手を触らせてね。」
そう言いながら、手を両手で包みこんだ。
手なら安心だと思って、素直に任せていた。
相手は、手のひらを片手で支え、もう片手の人差し指で手のひらをマッサージしだした。
「手でも感じる事あるって知ってる？」
そんな事を囁かれた。
「まさかぁ、手でなんてそんな感じませんよｗ」
「でもね、こうしていると感じるんだよ。」
「えっ？」
そう相手は言いながらも、指の動きは変わらない。
「ほら、指に集中してごらん。動いてるでしょ。」
そりゃ、動かしてるんだから動いているよ。。。
って、普段の私なら心の中で突っ込むはずだった。
だけど、お酒のせいもあってかぼぅっと少ししだしていて、何も考えてなかったように思う。
「まるで、あそこを弄ってるみたいに動いているよ。」
「・・・」（何もいえない私）
「こうされてるとね、まるであそこを触られてるみたいな感覚になるんだ」
その頃には、なんでかとろんとしていた。
「指が縦に割り込んで・・・中を弄るみたいにね」
相手の指は、その頃規則的に手の平の真ん中で、
まるであそこを弄るような動きを続けていた。。
その指が、とても淫靡で・・・いやらしいものに感じた。
・・・・いや、最初マッサージされた頃からそう思ってた・・・・
「ね、、いい気持ちでしょ。。」
「・・・・」
もう、この頃には何も考えられてない。
ぼぅ～としてて、変な感覚でいっぱいで・・・

「どう？手の平で感じた？」
って、すぐ傍で言われた。
私は、それでハッと、自分の状態に気づいて身を整えた。
（だらけていたので＾＾；）
それで、そのお客さんの連れの人にニコニコされながら見られていた事に気づいて、、
でも、その前に自分のその感覚がなんなのか分からなくて、ドキマギしていた。
相手は今も、指で弄っているのだけど・・・その動きはさっきとは違っていた。
だんだん、落ち着いてきた私は
「すごいですねｗ」
と笑って、お客様のお酒の用意をするふりをして手を離した。。
それで、数分ですぐ元に戻ったのですが、
相手のお客様はとても私を気に入ったらしく、
「こんなお店やめちゃいな。もっと君向けのお店が有るよ。
紹介してあげる。この人に連絡してごらん？
私から、言っておくから。常連なんだ＾＾　今募集しているらしいから」
と、ある電話番号を頂いた。
実際、その紹介の人に逢ってお店も見に行って、
とても素敵な所だったけれど・・・、結局は入らなかった。
良く考えれば、その紹介された店の方が私に合っていたのはまちがいないんだけどもｗ
それで、そのお客さんとは繋がりも特になくなりました。（笑）

だけど、あの感覚は不思議な感覚。。
ぼぅ～としていた時間がどれくらいかも分からない。
ほんの数分かもしれないし、、数十分だったのかも。
ここに書いた会話も、おぼろげでほぼ記憶に薄いものばかり。。
きっと、こんな事言われただろうという記憶で書いています。
なので、その他にも色々声をかけてもらっているのかも？
（てか、ほとんど記憶にないような気もする＾＾；）
でも、あの感覚は・・・ちょっと忘れられないかもｗ
気づいたら夢の中みたいな感じでしたｗｗ

こういう経験もあって、催眠に興味を持ったのかな？
でも、あの頃は催眠かもとも思わなかった。
あの人の指がいやらしい感じだから、指に気合でも入れてすると
ああなるのかも？！　と思っていた。
ずーーと、そう思ってきたのだけど、ふと最近あれは催眠か？と思う。
なんでも、夜の仕事をしている女性は有る程度までは掛かりやすいそう（笑）
それは、仕事上相手に合わせるからかもしれない。
けれど、有る程度までは行くがその先は、全く進展しないそうな。
なんでも、仕事は仕事、自分は自分と割り切って
ある種、自分の本音も思いも心のうちで抱え守っている所があるからだそう。
んー。なんとなくわかる。
それで、催眠かかったぁーと思ってお客さんはその先をあわよくば（謎）
という気持ちで行くそうだが、いつも掛かっていながらもそこまで行かず、
言いように、またお店に来るように仕向けられるとか？ｗｗ

まるで、駆け引きみたい＾＾

という事で、結局は好きに出来ないらしいｗｗ
まぁ、されても困りますが（笑）


まったくＳＭに関係ないけれど、ちょっと思い出したので書いてみました。
この通りしたから、同じように相手がなるとは限りませんのであしからずｗ