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ある時、仕事場の仲間の企画で参加したあるコンパで私は彼と出逢った。
どこが魅力的というわけではない。どちらかと言えば冴えない印象の彼だが、
何故か可愛いと思った。それは母性本能をくすぐるのか?
それとも、加虐心を煽るのか?・・・・彼の場合は後者だった。

コンパの人数は男4人に女3人。
普通に会話を楽しみながら歌ったり、飲んだり。
そうしていた時、どうやら彼も私に興味を持ったようだ。
私に積極的に話を持ちかけてくる。
話をしながら、何故か私は「あぁ・・この子はMだ・・」と確信していた。

その日、パーティの主催者だった仲間が飲みすぎで潰れてしまい、
その会場の時間も決まっていた為、仕方なくお開きになった。
けれど、その子の看病という事で仕方なく、
家の一番近い人の部屋に連れて行く事になった。

そう・・彼の家である。

中はとても殺風景だった。テレビにふとん。ただされだけ。
彼が言うには、数日前に越して来たばかりだという。

とりあえず、看病をしながら何度か吐かせ、
私は時間が時間なので帰る事にした。
そして送って貰ったのも彼だった(笑)。

帰り際、色々会話をしながら道を急ぐ。
その時に特にSM等の会話はしなかった。
それもそうだ。逢ったばかりの二人がそんな事、突然口に出来るはずもない。
が、互いに何かを感じ取ったのかメール交換をすることになり、
それから、連絡を取るようになった。

数日後、メールで普通の会話を何度かした後、彼と二人で遊ぶ事になった。
これまた居たって普通。でも、私は彼に好意を持った。
何故か、一緒に居て安らぐのである。彼は大変だったかもしれないが(笑)

そして、暫く後、彼が私の仕事場に顔を出した。
パーティの主催者は元気に話しかけ、この前のお礼を伝えていた。
彼は、「いやぁ・・大丈夫だった?」と心配気な様子を見せている。
「急に男の部屋なんかに泊めてごめんなぁ・・」と逆に謝っていたり。(笑)
そんなこんなで皆で会話をしながら、仕事の締めに入った頃、
主催者だった子が、「売り上げ少ないから何か買っていってよ」と言い出した

が、買って言ってよといっても、この場所はレディースブティックだ。
当然、彼の好むものはない・・・・・筈だった。(爆)

そう、彼は普通気を装いながら
女性用の下着とアクセサリーを買っていったのだ。
私は彼のその行動に何かしら惹かれた。
惹かれたと言うべきではないのかもしれない。
何かMの香りを感じ、その様子をじっと見守っていたに近い。
言うなれば視姦にも通ずる。(笑)
そこに、誰も居なければ・・・ビデオも回っていなければ、
彼を虐めていたかもしれない。

彼は少しだけ赤くなりながら、レジに商品をもってきた。
彼曰く、これらの商品は昔の彼女にあげるらしい。
『可愛い子・・・』と思いながら、私は商品を袋に詰め手渡した。
そして、彼は逃げるように普通気を装いながら帰っていった。(笑)

その日、彼からのメールが来た。
『いやぁ・・ビックリしたよ。買うって言っても女性品だしさぁ~・・etc』

私は、ほくそえみながらメールを眺めていた

続く


















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